TM NETWORK
宇都宮隆＆木根尚登＆小室哲哉
2008年12月

・哲ちゃんの詐欺事件に関して、
　木根さんがST.ELMO'S BARでインタビューを受けた映像が使われていました。
　ナレーションは「TM NETWORKの〜」だったけれど、
　テロップは「TMN」だったわ…そういう所が気になります(-_-;）

・『ACCIDENT／TM NETWORK』のCDを手に、
　「これ売れなかったんだよなぁ、苦労したんだけど』と話す木根さんは、
　まったくいつもの木根さん口調で、
　いつものように苦労話を面白可笑しく話し出しそうな雰囲気さえありました。

　渡辺美里さんの『My Revolution』を、
　「小室君的には、まぁこれが、こっからが、全ての始まりですから…」
　と話した後、この曲のヒットで哲ちゃんは、
　女性が歌った方が、自分の作る曲に合うと思ったかもしれないと、話していました。

・哲ちゃんのお金の使い方の話しもありました。
　「例えばクルーザーを買ったりしたんですけども、
　　それも、別に彼が欲しかったわけじゃなく、
　　結局色んな周りの人間がね、集まって来て、
　　こういうのすれば、ああすればなんて人達が寄ってたかってね、
　　ま、結局そうやって、まぁ僕から見れば、買わされちゃったみたいなね、
　　お金があるもんだから…」

　今、あぁいった事件を起こしたから、贅沢三昧だった事を色々言われていますが、
　でもね、あの時は、ちゃんと、それだけの仕事をして、それだけの収入を得ていて、
　哲ちゃん自身は、何も非難されるような事はしていないと思うの。
　桁がわからないくらいのお金持ちになっちゃった事を、
　面白がっていたのじゃないかな…哲ちゃん自身も、ずっと長く近くにいた人達も。
　“お金を持っている小室哲哉”に集まって来た人が増えてきてから、
　きっと少しづつ何かが哲ちゃんの中で狂ってきたのだと思います。

・「彼が、すごく気を遣ってるかもしんない。
　　彼の中で、ホントにKeikoさんってのは、ホントに最後。
　　彼女が僕の最後の妻だと言う…と言う思いが、
　　どっか、仕事にも、ちょっと出てるかもしれないですね。」

　木根さんは、哲ちゃんとKeiko、二人の事も話しているのですが、
　番組の流れの中で、違和感があるくらい楽しそうに話しています。
　木根さんへのインタビュー、ノーカットで流して欲しかったわ。
　きっと木根さんも、オンエアを観て、不本意だと思うのよ。
　番組側が持っていきたい方に向いた発言部分だけが拾われている気がして、
　きっと欲しい発言が足らなかったのね…なんて、つい思ってしまったわ(-_-;）

・ディレクターさんの「取材メモ」の「証言」には色々意義もありますが、
　今回の事件を取り上げた沢山の報道を見聞きして、
　いけない事だけれど、諦めちゃった部分が多いにあります。

　木根さんがインタビューを受けたことで、
　もう少し違った切り口になるのかと思いましたが、
　結局、こういった作り方になってしまうんですね、残念です。

　私は、哲ちゃんが詐欺罪という大きな罪を犯した加害者だという事を認識しています。
　被害者の方に弁済し、犯した罪は償わなくてはいけないと思っています。

　そして、“音楽で大金を生み出す小室哲哉”ではなく、
　音楽が好きなだけの、ただの“小室哲哉”に戻って欲しいと思っています。
　きっと、そんな“小室哲哉”の周りには、彼を愛し、彼を尊敬し、
　彼を仲間だと思っている人だけが残ってくれるはずだから。
　いつか「また何を大きな事言ってるのよ〜懲りないんだから〜」と、
　笑って哲ちゃんの発言にコメントできる日が来る事を願っていますm(__)m

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